【ご質問】顕在意識と潜在意識に関連する事柄について
ご質問内容は、「意識について、ユング氏が、顕在意識と潜在意識を説明する際に、何故、氷山の一角を例にしたのでしょうか。(ユング氏が用いたらしい)」
その事に関するご質問です。ご質問者様の知識と照合して行く中、割合(%)に関して思う所があり、何か見えない存在の意図が送りこまれているのだろうかと考えられています。
【ご返答内容】
整理させて頂きますと、一般的に潜在意識と顕在意識を表す時に、氷山の一角で表す方が多いという事と、ユング氏が氷山の一角で表して説明されたという経緯があるようです。
ユング氏が例え(したと前提として)で、わざわざ採用した氷山の一角に書き込まれている顕在意識が、3%~10%の範囲であるという事から、様々な疑問点が生じているのだと思います。
氷山の一角の海面の上に出ている氷の体積は、アルキメデスの原理(浮力の原理)により、割合がはじき出されます。
海水の密度にある程度の幅がありましても、氷山の一角の海面上に出ている割合は、海水の密度を平均的な値の1.024g/㎤として算出しますと、全体体積の約10.4%です。10%以下は有り得ないという事になると思います。
しかし、ユング心理学は、意識の次元層等にも深くコミットされている点から、何かの意図を受けていたのではないか? と思う所だと思います。
氷山の一角はイメージ先行
無限大の叡智では、ユング氏と全く同じ考え方を持つという事にはなりませんが、ただ、潜在的な意識に関しては、導きの意図、ハイヤーセルフの声がもたらされて行く過程では、小脳が大きく関係しています。
ユング氏かどうかは明確な情報はもたらされて下りませんが、無限大の叡智が、意識に関して、脳をポイントアップしてもらいたい為に、脳のイメージを持つ氷山の一角のイメージをもたらして下り、無限大の叡智では脳でも小脳と伝えています(小脳からの出力イメージ)。因みに、厳密とは言えませんが、おおよそ潜在的な意識を司る主体的な役割を持つのが小脳です。