【いて座の叡智】ケイローンと時間軸と可能性の開花1
ギリシャ神話に登場するケイローンは、アスクレピオス、アキレウス、イアソンをはじめ、ギリシャ神話の有名な英雄や神々の教師の顔を持つ賢者として、半人半馬の種族のケンタウルスの中でも、他のケンタウルスとは霊格が異なり、例外的な存在として描かれています。
賢者ケイローンと、その他の自由奔放なケンタウルスで表していること
ケイローンが携えている叡智に関わる事柄の中には、様々なものがあります。
その中には、アカシャ(アーカーシャ)という何もない空間が存在していて、その空間は、万物を構成する地・水・火・風の4つの要素などを包括されるための空間ですが、人間だけでなく、すべての実体と生命体の観点から、過去、現在、未来の出来事、思考、言葉、感情、意図が、その空間に内在する構造に振動的に符号化されている所謂「アカシックレコード」が存在している空間と言われています。
そのアカシックレコードの現在、過去、未来が表されていますが、自由奔放のケンタウルスは過去で、その未来の姿がケイローンとして表しています。
ケイローンと他のケンタウルスはパラレルワールドを表すというよりも、「アカシックレコード」が存在している空間に在る叡智、言葉を変えてますと、ケイローンは時を超越する叡智を携えていると言われています。今回ケイローンに関して初めて取り上げましたが、ケイローンの含まれている要素のひとつに過ぎません。
時を超越する叡智を携えているということは、結論だけですが、霊性が高いということも表しています。所謂「ある種のガイダンス機能」を携えている存在としてケイローンが描かれています。