タロットカード 「XVIII THE MOON」の意図3

タロットカード 「XVIII THE MOON」の意図2 の続きです。

前回はゲートのような構造物の題材について、2~3点挙げさせて頂きましたが、付け加えますと、女神ヘカテーに関連付けされている「玄関」の意図を持つ構造物となっていきます。

2匹の犬のような動物

2匹の犬のような動物は、女神ヘカテーが携えている1匹の狩猟犬と狼です。

女神ヘカテーが携えている狩猟犬は、センサー機能が優れている狩猟犬です。狩猟犬と狼は、帯状回を表していますが、裏側の要素が狼として表されています。

帯状回(cingulum)は、センサーは守りです。その守りの意味は、オリオン座のオリオンベルトのようなの武装品のベルトも表しています。尚、オリオンベストはその他の意図もあります。狼には神話があり、ゼウスが反社会的な行動を取った男性を狼に変えた物語に繋がります。過ちを10年起こさなければ、人間に戻れるという神話です。ゼウスが3つの世界で活動できる権利を与えられたヘカテーの姿が描かれる時には、一般的に狩猟犬や番犬が描かれています。

カードは陰陽のバランスを考える意図があり、狼は帯状回の機能の反社会性も意図されていますので、犬と狼は二元性を表すという解釈が出来ます。

帯状回は、人が不安を感じると活性化します。その他帯状回の機能は、向社会的な行動、社会的な協調性(仲間意識)の意識を育みます。

ザリガニ

ザリガニの寓意画は、ザリガニは、無意識(潜在意識・無意識・集合的無意識の三層)の中でも、どちらかといいますと無意識を表していて、小脳の歯状核(上図)を意図しています。

ザリガニは原始的な意識に繋がって行きます。

歯状核は神経線維が集合している場所で、歯状核の腹側領域には、意識的思考などの非運動機能に関わる出力チャネルが含まれています。

セフィロトの樹の第9のセフィラの「基礎」

セフィロトの樹の中央に位置する第9のセフィラの「基礎」で照応する天体は月です。

18番「月」では、生体の恒常性の維持(ホメオスタシス)のためのセンサーの役目も持つカードです人間の進化は、ホメオスタシスを維持することで進化を遂げています。

セフィロトの樹の叡智も深い叡智が多くありカードの意識にも備わりますが割愛します。

第9のセフィラの「基礎」は、主に感情を司る三層のアストラル界(幽界)の意図がありますので、カードは主に感情にフォーカスされていますが、物質世界、異世界の3つの世界が背景にあります。

中央の道

中央の道は、人間に備わる情報伝達(光)の経路の意図や、セフィロトの樹(生命の樹)の中央の柱の、黄金の柱、意識の柱とも呼ばれている均衡の柱も関連付けされて、魂の成長や意識次元の上昇なども背景にありますが、深い叡智に繋がっていきます。うつ的な状態では、意識次元の上昇が停滞していきます。

全体的な構図には、中枢神経系も意図されています。

中枢神経系は、前脳(大脳と間脳)、脳幹(中脳、小脳など)、脊髄の大枠では3つに分けられます中央の道は、脊髄を表しています。

まとめ

色々な叡智と繋がりがありますので、ピンポイントで書いていますので、概要的でピンポイントで書いていますので、大切な事柄が抜けているようにも思います。

チャクラに関する事、アセンション意識に関する月と太陽と星の関係について、意図として浅層域にある意図ですが、少し長くなりますので触れておりません。チャクラに関しては、概要は基盤が大切なことを伝えています。

18の数字は、10と5と3に分けて考えられている所があります。

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