【サビアンシンボルの叡智】2月28日の魚座新月時を読み解く①

サビアンシンボルに込められている無限大の叡智を中心とした内容になっています。

2025年2月28日9:46頃に魚座で新月を迎えます。今回の新月はマニフェストメッセージも込められている新月となっています。

マニフェストメッセージは、メッセージでも見えない領域から多くの人々に何かを知らせる声が強いメッセージを表しています。

今回の新月は、一言でまとめてしまいますと、主に総じてエピジェネティクスの音が響いている新月となっています。

エピジェネティクスとは、DNAの塩基配列を変えずに、遺伝物質に化学的な修飾を加わることにより遺伝子の働きが変わる現象、またはその研究を行う学術分野を示します。

エピジェネティクな変化には色々ありますけれど、その情報は、次世代へと維持されて行くという無限大の叡智があります。

近年では、エピジェネティクな変化は次世代へと継承されて行く仕組みが解明されており、具体的な例のひとつですが、「ストレス耐性の上昇が子世代へ継承される」研究結果があります。

ストレス耐性は親から子へ継承される | 理化学研究所

魚座10度サビアンシンボルの題材について

サビアンシンボル10度は、第一段階の土台を完成させて、次へと向かっていくエネルギーを持ちます。

サビアンシンボル 魚座10度

ジョーンズ版「雲の上の飛行家」
ルディア版「大地を覆う雲を通り抜け、飛行家が旅をひたすら続ける」

対極サビアンシンボル 乙女座10度

ジョーンズ&ルディア版「影の向こうを覗く2つの頭 」

魚座は、染色体が主題材となっています。

魚座10度のサビアンシンボルの主な題材

魚座10度のサビアンシンボルは、細胞分裂の一過程で行われることが主題材となっています。

細胞分裂には体細胞分裂と減数分裂の2種類があり、2つの細胞分裂には共通する内容もありますけれど、魚座10度は、細胞分裂でも、生殖細胞の卵子をつくる時に行われる「減数分裂」が題材のひとつとなっています。

更にもうひとつの題材として、太陽が2月28日にサビアンシンボルでは魚座10度を示すということが基準されており、熾天使に関わる音が加わるようになっています。

魚座10度と減数分裂

減数分裂は、生殖細胞(卵子、精子)をつくるために行われる特別な細胞分裂です。

(*細かな説明は省いていきます。)

減数分裂は、母親のお腹の中にいる胎児(約6.7か月)の時に始まります。その胎児の時に始まった減数分裂は、第一分裂前期で一旦停止します。その時につくられた一次卵母細胞を蓄えた状態で産声を上げます。

魚座10度と第一分裂前期過程の乗換え

魚座10度のサビアンシンボルは、一つ目は第一分裂前期の下記の過程がポイントのひとつとして反映されています。

そのポイントは、父母由来のそれぞれペアとなる染色体は相同染色体といますが、その2つの同種の染色体が接着(対合)して、遺伝情報の組換えをスムーズに行う過程です。

ヒトから酵母に至る真核生物では、子孫を残すために行われる減数分裂の際に行われる乗換えから組み換えは、キアズマという染色体同士が「X字形」に交差した乗換えが起こる部位があり、遺伝的多様性の拡大や維持に重要な過程のひとつとされています。(詳しくは専門書などを参照してください。)

乗換えから組み換えのプロセス部分に関しての意味には、多様性から未知数というワードが込められて行きますが、未知数というまだ値がまだわからない、プログラミングでの値が変更可能な変数的な意味になりますので、掴みどころがないような、何か超越しているようなイメージを持つかもしれません。

魚座10度は、染色体が主な題材で、10から「十(Xも含む)」「10」「1と0」という様な主な数字です。

コンピュータは0と1で「オン」と「オフ」を認識して膨大な情報を表して、尚且つ高速化された処理能力があります。時の背景の組み合わせによりましては、そのような意味が魚座10度から引き出されて行くこともあります。

 

また、細かな減数分裂の説明は省かせて頂きますが、一旦停止した第一分裂が再開する時は、10歳位から~14歳位、現代では平均12歳位から生理周期の始まりと共に、第一減数分裂が再開します。

第一分裂の完了時には、胎児の時から蓄えていた一次卵母細胞が成熟して、二次卵母細胞となり、小さな細胞の第一極体が放出されます。

ここから第二分減数裂期に入りますが、再び中期段階で休止します。そして排卵によって二次卵母細胞は子宮へ送られて行きます。

ここでスピリチュアル的な内容に触れて行きます。

魚座の支配星は海王星で、海王星は世代を表しやすい星です。海王星の海王星〇〇座時代という一世代は、約13~14年間です。減数分裂の第二減数分裂の準備が整うまでの平均約12.5年間は、海王星の実質的な一世代と同じ位とされて考えられています。

なお、魚座10度の意味としては重要なメインとなる段階が細胞分裂のプロセス内にあります。その部分はスピリチュアルの叡智がたくさん込められている部分ですが、次回にしたいと思います。

第二減数分裂のプロセスの再開は、精子が進入した時ですが、二次卵母細胞から1つの成熟した卵細胞が作られ、第二極体が放出されます。また第一極体からは2つの第二極体が押し出されるように放出されます。(下画像参照)

極体 – Wikipedia

減数分裂の第一分裂、第二分裂それぞれで極体が放出されるので、それぞれを第一極体、第二極体と呼ぶ。このシステムは、最終的に1個だけが必要な卵細胞の形成過程で、細胞質の量を減らさないのに役立っていると考えられている[2]。残された極体はやがて退化・消滅することになる[1]

稀に極体が消滅せず、その極体に精子が受精し極体双生児(polar body twins)が発生することがある。

ここまで、減数分裂のざっくりとした流れのようなものを書いておりますが、スピリチュアル的な内容と、魚座10度に関わる部分は、記事としては非常に長くなってしまいますので、次回に抜粋して書いて行く予定です。(このページは意味が理解しやすいように土台として書いていますが、スピリチュアルレッスン用ではありません。)

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