2025年3月14日乙女座満月(皆既月食)サビアンシンボル①

この記事では、サビアンシンボルの持つ音が、少し深くなっている音が響いて行く時に入っておりますので、今回の満月のサビアンシンボルを取り上げて行きたいと思いますが、題材の説明のみの記事となっています。

また本来はもう少し細かな説明と、応用力のある内容も含めて、スピリチュアル的な内容も取り入れて、書いて行きますと良いのかもしれません。

2025年3月14日15:55頃 乙女座満月時

月のサビアンシンボル 乙女座24度「メリーと彼女の白い羊」

Mary and her white lamb.

「白い羊」の羊は「lamb」です。lambは、日本語では子羊ですが、英語圏では、柔和で純真で無邪気な人の比喩としても用いられている単語です。

スピリチュアルでは、羊は、根本的に宿しているもので、人体に関わる糖に関連する生産性のあるものを羊で表しています。

乙女座24度の題材は2つ

  1. 神経線維が集積している白質を通っているミエリン鞘(しょう)を有す有髄神経線維(有髄線維)に関するもの
  2. 真核生物の細胞(真核細胞)とその細胞に存在する細胞小器官のミトコンドリア

サビアンシンボルの音となっている題材が2つありますが、本来の題材は、今の宇宙が出来上がった道筋のようなもので、物理学の専門的な事柄です。

乙女座24度は、2つの題材でその音を適格に表しています。

24度は、調和が保たれる世界に向かって浸透していく度数

今回、乙女座24度が、月の大きなポイント地点の満月のエネルギーフィールドとなっている時で、月食が伴う場合は、基本的には、より長く響いていきやすい状態です。

サビアンシンボルの解説は、細かな説明がある方が、乙女座24度のエネルギーフィールドの音がより分かりやすいとは思いますが、とても長くなりやすいので、ある程度の細かな説明を省略して、サビアンシンボルの題材のポイントの1部だけになりますが、触れて行きたいと思います。

1つ目の題材について

1つ目の題材では、概要的には「メリー」はオリゴデンドロサイト(グリア細胞の1種)、「白い羊」は有髄線維を指し示しています。

オリゴデンドロサイト(上画像)は、グリア細胞の1種で、代表的な機能が ミエリン鞘 (髄鞘)形成です。

神経細胞には、有髄神経線維(有髄線維)と無髄神経線維(無髄線維)の2種類があります。サビアンシンボルを考察することに関連することで、視覚情報を脳に伝える神経の視神経は、有髄線維ということを、頭の片隅においてもらいたいと伝えております。

ミエリン鞘の形成

ミエリンとは、オリゴデンドロサイト、シュワン細胞よって、神経系の軸索に巻き付けて形成される多層原形質膜です(上図参照)。

中枢神経系でのミエリン鞘(髄鞘)形成は、オリゴデントロサイトが担っておりますが、
乙女座24度では、主に中枢神経系の有髄線維のミエリン鞘形成
を指し示しています。

有髄線維は、ミエリン鞘が絶縁体となることと、伝導速度を飛躍的に高めるランビエのノード形成をもたらしており、ノードのくびれから次のくびれに跳躍して電気信号を伝えることを可能にしています(跳躍伝導)。

ミエリン鞘は、そのほかに神経線維の保護、軸索側への栄養を提供し、代謝活動の安定化のサポートなども行っています。

エネルギーが枯渇している状態になった時には、エネルギー源であるATP産生に関与する分子の乳酸を輸送することもあります。

乙女座24度ではミエリン鞘の役目がひとつのポイント

ミエリンの成分は、含水率が約40%、乾燥ミエリン鞘では、約60~75%が白い脂質が含まれている物質で、約15%~25%のタンパク質で構成されています。

「白い羊」は、白質に集約している有髄神経をイメージしていない

中枢神経系(脳、脊髄)は、様々な神経細胞が集まり、高次ネットワークによる統合や発動が行われている領域ですが、灰白質と白質から構成されています。

灰白質より深部にある白質は脳の約半分を、有髄線維が集約約に集まっている部分で白く見える部分です。

協調的な脳機能を促進活動

白質は活動電位の分布を調節や脳のコミュニケーションネットワークとして、灰白質のさまざまな領域を繋いでいます。

有髄線維が走る白質は、白い羊毛に例えて、「白い羊」にも例えられるかもしれません。乙女座24度は、メリーはギリシャ神話に登場するアマルテイアと同じ意図を持たせております。アマルテイアは、洞窟で幼いゼウスに山羊の乳を飲ませて、大切に育てたゼウスの育ての親とされています。

ギリシャ神話に登場するゼウス(人物の姿)は、有髄線維を表しています。

また内容は省略しますが、アマルテイアにはdoeという単語に繋がる叡智が込められています。他のサビアンシンボルなどと絡み合うことで、表側に浮き彫りになりやすい要素のひとつです。

(尚、脳の深部の白質部にも灰白質の小塊があり、 大脳基底核と言います。)

白い羊とガラクトセレブロシド

乙女座24度の「白い羊/white lamb」は、概要的には有髄線維と書いていますけれど、もう少し細かくは、ミエリン鞘を構成する糖脂質の中で最も多いガラクトセレブロシド(GalC)というセラミドにガラクトース残基が結合したスフィンゴ糖脂質を、ターゲットとしています。

ガラクトースは、乳製品などに含まれている単糖類でエネルギーとなるものです。

構造の正常化

ミエリンに含まれているタンパク質には、ミエリン塩基性タンパク質(MBP)、プロテオリピッドタンパク質1(PLP1)、ミエリンオリゴデンドロサイト糖タンパク質(MOG)があり、ミエリン鞘の構造の維持しています。また架橋炭化水素鎖も含まれておりミエリンをより強化しています。

感受性とMOG

ミエリン鞘に含まれているタンパク質の中でも、ミエリンオリゴデンドロサイト糖タンパク質(MOG)は、中枢神経系のミエリン鞘の外表面に存在する糖たんぱく質です。

MOGは、オリゴデンドロサイトの成熟の分化マーカーとして機能しておりますが、ミエリン抗原として高い抗原性を示すタンパク質で、免疫応答を引き起こす物質T細胞応答、B細胞応答を誘発します。

乙女座24度では、このような高い抗原性からは、保護的な意味合いが響きやすい音のひとつとなっています。

感受性について

感受性は、外側からの刺激や印象を深く感じ取れる能力ですが、高い抗原性からそのようなエネルギーも加わって行きます。

1つ目の題材と2つ目の題材の違い

  1. 神経線維が集積している白質を通っているミエリン鞘(しょう)を有す有髄神経線維(有髄線維)に関するもの
  2. 真核生物の細胞(真核細胞)とその細胞に存在する細胞小器官のミトコンドリア

1つ目は、表層域の音で、2つ目は表層域の音よりも、もう少し大きな意味で深い音となって広がっています。

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