4月13日、天秤座満月がもたらす人知を超えた叡智を紐解く

新月や満月などは、人知を超えた無限大の叡智を映し出し、見えない時の背景を象徴する焦点として捉えられております。

今回の2025年4月13日の満月は、東京時間で午前9時22分頃に起こります。この満月は、2025年で最も地球から遠い位置で起こるため、見かけ上では今年最小の満月となります。

ホロスコープという枠を越えて、今回の天秤座満月時を通じて降り注がれている人知を超えた無限大の叡智を直接読み解き、そちらの方を中心として、フォーカスされているポイントからピックアップして、その概要を書いていきたいと思います。

今回は主に2つの事柄を拾い上げています。

そのひとつは、社会的な流れを予期しているような内容で経済に関わることです。

2025年2月の消費者物価指数（CPI）によりますと、全国平均で前年同月比約2.5％の上昇が見られました。

さらに4月2日からアメリカ政府は、輸入自動車に対して一律25％の関税を課す措置を実施し、これにより、日本の自動車産業を含む多くの国々が影響を受けています。特に日本では、自動車輸出の約3分の1がアメリカ向けであるため、経済的な影響が懸念されています。

すでにそのような動きが見られますが、現在はスピリチュアル的には大きな転換期にあたり「持続可能な経済モデルへの移行」を模索する現実的な時期に入り、この状況は、多くの方が実感しているだろうということが、今回の満月時のエネルギーフィールドから導き出されています。

もうひとつは、今回の満月は特に魂の課題に対してクローズアップしています。

魂の課題が注目されることは特に珍しいことではありません。しかし、YODが形成されている今回の満月は、端的にアセンションが進まない、むしろ後退りしてしまうような傾向性をより浮かび上がらせています。

魂の課題に対するテーマは、概要的には前日の記事に書いた部分です。今回は概要のみですが、もう少し掘り下げますと、月のチャクラと第3チャクラの陰陽の繋がりが下降されることは、シルバーコードの繋がりが弱くなります。

その対策についても、いくつか具体的に読み解けるように導かれています。具体的には、不安や恐れが大きくなりやすい思考回路というのがあり、そのことをよく理解して改善することと、チャクラワークを行うこと、免疫機能を弱らせてしまうような思考回路にたたずまないことなどが挙げられています。

少し気になること

細かなことは色々ありますが、とても気になることは、ある中層域の近い所の一つのエネルギーフィールドの中に、理由はどうであれ、タイタニック号のような複数人が移動のために使う「乗り物が水に沈む事故」を浮かび上がりやすいエピソードが込められています。エピソードが込められていることは、そのようなエネルギーがあることを伝えています。

もう少し絞り込みますと、たとえば、イギリスからイギリス海峡を超えてスペインに向かうとか、アメリカ本土に向かうなどで、イギリスの大きさとヨーロッパ大陸や北アメリカ大陸などの大きい大陸との運行に関してです。込められている音は、イギリスからヨーロッパ大陸に渡る時の事故です。

今回のエネルギーフィールドにある水に沈む事故に関わることには、愛が備わる音があります。その愛は、見返りを求めない純粋な思いやりを持つ愛ともいえるかもしれません。他者を助けたり、共感したりすることに喜びを見出すような愛のエネルギーが伴います。もうひとつは、状況を超えて、あるがままを受け入れる深い理解と共感が含まれています。なんとなくタイタニックの映画のシーンが思い出されます。

今回の満月のポイント地点については、他にもたくさんクローズアップできる所がありますが、トラウマや心の傷にも触れています。

YODが形成されている

2025年4月13日の天秤座満月では、占星術で特別なアスペクト「YOD（ヨッド）」が形成されています。「神の指」とも呼ばれるこの配置は、運命的なテーマや試練を象徴し、それを乗り越えることで成長が促されるとされています。

天秤座の満月が頂点となり、水星・金星・土星がコンジャンクション（合）し、満月とセクスタイル（60度）の関係を形成しています。

コンジャンクションは、天体同士が近い位置にある配置で、互いのエネルギーを強調します。一方、セクスタイルは調和を象徴し、ポジティブな可能性や協力を促します。このため、水星・金星・土星がセクスタイルを形成することで、これらのテーマがスムーズに展開され、実りある結果をもたらす可能性が高まります。

さらに、水星・金星・土星と満月はクインカンクス（150度）の関係にあり、天王星も満月とクインカンクスの角度を取ることで、これらが組み合わさりYOD（ヨッド）の構造が完成しています。この配置は運命的なテーマや課題を浮き彫りにし、挑戦を通じて成長を促す象徴的なエネルギーを生み出します。

今回の満月は、社会でも個人レベルでも、課題に気づき、それに実際に対処する必要性があることを伝えていることを、無限大の叡智ではフォーカスしています。

対処に対しては具体的なことも示されていますが、今回は概要のみですが、未来を大きく左右する可能性を秘めているポイント地点ということを伝えています。

あなたはどのような考え方で前に進んで行くのでしょうか。まずは自分自身から逃げないことです。