2025年7月の焦点のヨハネの黙示録に触れる1

2025.5.2付けの記事「2025年7月の焦点では、ヨハネの黙示録を示している」の続きの内容です。

今回は、具体的に 第21章1節に触れて行きたいと思います。

ヨハネの黙示録 第21章1節

(1)わたしはまた、新しい天と新しい地とを見た。先の天と地とは消え去り、海もなくなってしまった。

聖書の数字や章・節は、単なる物理的な構造だけではなく、ディバインコード(情報を保持している)の一つとして、無限大の叡智の意図などを解き明かすための重要な手がかりの一つにもなっています。

第21の1節の意味

新しい天と新しい地とを見た。先の天と地とは消え去り、海もなくなってしまった。」は、現代風に訳しますと、

新しい霊的導きが振り出されていく瞬間を表しています。

「海もなくなってしまった」について

何か新しいものを生み出すまでの「漂う」という定まらない期間が解かれたという意味があります。

この部分がポイントひとつで、量子コンピュータの必要な原理のひとつとなっている重ね合わせの原理に触れています。

重ね合わせは、状態が一つに決まらず、いくつもの可能性が同時に存在している状態です。

漂う期間は、いくつもの可能性が同時に存在している状態、並んでいる「並列」の状態を表しています。

並列、並行といえばパラレルワールドという「並行現実」 とか「並行世界」があります。パラレルワールドは、現在の時間軸と並行して存在する別の世界が同時に存在していて、別の選択や可能性の広がりに基づく世界観を表しています。

なんらかの意識によってシフトする(移行する、切り替わる)可能性があることを、やんわりと伝えている言葉です。

重ね合わせの状態について

たとえば、状態A、状態Bがあった時に、量子的には次の式のように両方が同時に存在することができる状態です。

|ψ⟩ = a|A⟩ + b|B⟩

  • |ψ⟩ は重ね合わせの状態
  • a と b は確率振幅(この状態が現れる確率に関係)
  • |A⟩ と |B⟩ はそれぞれの状態を表している

量子の状態(電子の位置やエネルギー状態など)は、状態 A と状態 B があった場合、観測されるまで結果が決まらないということが特徴です。

重ね合わせ状態にある量子を観測しますと、突然、どちらか一方の状態に「収束」します。

観測することで、不確定性の解消に向かい、その量子はどちらか一方の状態に決まることになります。

スピリチュアルでは、観測することに充当することとしては、どのように伝えているのでしょうか。

叡智の内容の切れ間が難しいので、ここで一旦区切り、この続きはまた次回に書いていきたいと思います。

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