アセンションベースを整える-「報われない思い」は何かを代弁していることがある
人間関係で満たされない思いを抱いたり、「こんなに頑張ったのに評価されない」「私のことは誰もわかってくれない」といった報われない感情が内側から湧き上がってきたときには、まずはそのネガティブな思考のループから意識的に一度離れ、自分自身を静かに見つめ直してみることが大切になっていきます。
こうした表層的な報われなさは、私たちの心の基本的なニーズや欲求の代弁者として働いていることがあり、放置すると霊的な成長を妨げる要因となることがあります。
ここで、心理学者アブラハム・マズローが提唱した「欲求の5段階階層説」に触れて行きたいと思います。
「欲求の5段階階層説」は、人間の欲求は5つの層に分けられ、下位の欲求が満たされることで、次の段階の欲求が活性化するとされています。
報われない感情は、まずは第3層に位置づけられる社会的欲求(二次的欲求)に触れていくことがあります。
社会的欲求は、他者と友好的な関係を築き、維持したいという内的な願望で、その奥には「私はここにいてよい」「私の存在には意味がある」と感じたいという、より根源的な「存在欲求」が潜んでいます。
これらの欲求が満たされないとき、人は孤独感を深め、自己の存在が希薄に感じられるような虚無感を抱き、結果としてモチベーションの低下につながることがあります。
あなたはここを、どのように超えて行くのでしょうか?
これから、魂の成長と統合に関わるテーマとして、アセンションのベースとなる自己肯定感や愛の課題に触れていきやすい時にもなっています。