宇宙と一時でも一体化することは
よく「宇宙と一体化する」と言われますが、その深さには段階があり、ほとんどの方は常にその状態で歩んでいるわけではありません。
しかし、たとえ一日のうちわずか60秒であっても、そのような状態に入ることは、これまでに形成されてきた学習的な反応パターンの中にある強い負の影響(スピリチュアル的には負のカルマという言葉でその一部を表わしています)を、徐々に溶かしていく作用を動かしていきます。
これは一般に「浄化」と表現される作用に近いものですが、通常イメージされるものとは異なり、より根本的レベルによる機能的な変化を直接的に引き起こす働きです。その過程には、いわゆる宇宙を動かすともう宇宙の摂理に沿った調整作用も含まれています。
ただし、このような変化は一度で大きく起こるものではなく、小さな現象から段階的に現れていきます。そのため、宇宙との一体化の経験を積み重ねていくことによって、その作用は徐々に強まっていきます。
可能性を広げて行くことができる原理を携えている
このような作用は、さまざまな分野で他の言葉を用いて表現されており、一部の分野では、伝統的な流れに、プラスするように、後に拡張された教え(伝統的な教えにプラスされた教え)としてもたらされております。
その拡張された教えは、私たちの生命が持つ原理に基づいおり、簡単に表しますと、人間ははじめから決まった道しかないのではなく、それぞれが可能性を広げていくことができる遺伝子制御の仕組みを備えていることを示しているものです。
伝統的な流れに拡張されたわかりやすい教えの一つに、チャクラシステムがあります。
インドの古典的なハタ・ヨガやタントラ文献では、さまざまな流派や時代によってチャクラの数にバリエーションがありますけれど、7つのチャクラ(厳密には6つ+1つ)が、中世後期以降に最も主流の体系として広く扱われています。
この伝統的な流れに沿う形で、後に拡張された教えでは、アーススターチャクラやステラゲートウェイチャクラなどの高次・体外のチャクラが追加され、12チャクラシステムや13チャクラシステムとして発展しています。
この拡張版の教えは、一つの見方になりますけれど、負のカルマを溶かして原点回帰するシステムを伝えているもので、想定未来をより良い方向へとより広げていくことができるチャクラシステムです。
ユダヤ神秘思想において、神・宇宙・人間の関係を体系的に説明する「セフィロトの樹」は、神の玉座や天界への昇天体験が重視されてた紀元前から2世紀頃にはまだ確立されていませんでしたが、3〜6世紀頃に初めて登場します。(インドの古典的伝統がもたらされた後の時代)
今のようなセフィロトの樹の形は、12~13世紀に確立されています。セフィロトの樹にも、拡張されたチャクラシステムと同じよう原理も説明しています。
今回ここで、説明したかったことのひとつが、アーススターチャクラについてです。長くなりましたので続きは次回にしたいと思います。