【時の叡智】2025年冬至点から浮かび上がるセフィロトの樹の深淵

前記事:2025年冬至図の主要ポイントのひとつ から続く内容です。

前記事では、”今回の冬至図からは、およそ26億年前に生命の複雑化が始まった地点から、ある種の壮大なサイクルの転換点を迎えるということが紐解けるようになっています。”と書いております。

今回は「どのようにサビアンシンボルを考察すれば、大きなスケールというテーマが浮かび上がるのでしょうか」というご質問にお応えし、ご要望に沿ってサビアンシンボルを1点に絞り、解説させていただきます。

冬至点は、 一年のうちで夜が最も長くなる瞬間ですが、ここからゆっくりと陽へ転じる新しい始まりです。

冬至の太陽が示す山羊座1度「認識を求めるインディアンの酋長」

山羊座は、RNAのヌクレオチドというRNAの基本単位を象徴している星座。RNA(厳密にはRNAのヌクレオチド)に関わる事柄が、サビアンシンボルで表されてます。

山羊座1度は、生命の基盤を支えるRNAのように、小さな要素(ヌクレオチド)が集まり秩序を作り、目的に向かって機能する初動の力を象徴します。この度数は、集団や仕組みをまとめ、現実的な結果を生み出すための動き出しが始まる瞬間を表しています。

サビアン占星術では、このような冬至図を読み解く時には、最低限の基本的ルールがありますが、そのシンボルに込められた象徴を読み解きます。

冬至図などの四季図を読み解く際の基本的ルール

  • ASC(アセンダント)を紐解く
  • 太陽が位置する星座と同じ星座の天体を紐解く
  • ASCに影響をもたらす天体(支配星)を紐解く

以上が基本になっていますので、基本ルールからは以下の内容が示されて行きます。

・ASC(アセンダント/社会に対して見せる顔)
天秤座5度「心の内面の知恵を教える男」
・ASCが示す星座の支配星の金星
射手座27度「彫刻家」
月(新月の響きを帯びている状態)
山羊座18度「イギリスの国旗」
火星(補助的立ち位置)
山羊座5度「カヌーを漕ぎ戦争の踊りを踊っているインディアン」
IC(イムム・コエリ/天底)
山羊座6度「暗いアーチのある小道と底にひかれた10本の丸太」

今回は、ご要望の事柄をよく映し出しているIC(天底)を紐解きたいと思います。

ICは、ホロスコープ上で天球の最も低い地点にあり、地平線の下にあたるため、外界からは見えない「陰の極」として捉えられます。

これは、冬至点の陰が極まる瞬間に対応します。ICは、内面的な土台、祖先の遺産、無意識の領域、心の奥底、家族のルーツ、幼少期の記憶といった見えないけれど基盤となる部分を象徴しています。

ICが示す山羊座6度サビアンシンボル

  1. Jones:暗いアーチのある小道と底にひかれた10本の丸太
  2. Rudhyar:10本の丸太が、より暗い森へと続くアーチの下に横たわっている
  • ドデカテモリー:魚座
  • 対極サビアンシンボル(MC):蟹座6度「巣を作る猟鳥」

【山羊座6度の概要】内的な信念と目的に導かれながら行動し、安定した環境を築く骨格として、多くの人を支えていく。

山羊座6度の深い領域にフォーカスされていく

冬至点とIC(天底)から、山羊座6度の領域でも、深い領域に真っすぐ光を差し込まれていますので、深い領域を紐解きます。

先に結論を書いていきますと、深い領域の山羊座6度『暗いアーチのある小道と底にひかれた10本の丸太』は、約26億年にわたる進化の系統樹の一ページを開いていくと、今の真核生物への進化の扉を開いたその基盤は、既に完成されていた微小管である。今回の冬至は、その時の始まりの起点と同じ様に、新たな次元で共存と共鳴が始まる「統合の構造」が現れ始める転換点となっている(そのほかにも色々な叡智が紐解けるようになっています。)

山羊座6度『暗いアーチのある小道と底にひかれた10本の丸太』

『暗いアーチのある小道』は、深い層の領域(底)は「数十億年の時を辿る系統樹の進化の道」を象徴しています。

  • 「暗い」は、目に見えない構造的なもの
  • 「アーチ」は時間や道のり、構造を表すメタファー

系統樹とは、すべての生物が共通祖先からどのように分岐したかの「進化の歴史」と、種同士の類縁関係を示した「進化の道筋」を簡略的に表された図です。

山羊座はRNAに関わる事柄が込められていますが、進化の道は、RNAが主役とされています。

「底にひかれた」の意味

『底にひかれた』は、 進化のための「骨格」のような構造体が「底に位置づけられた」、「その進化の出発点になった(構造体)」の意味です。

「10本の丸太」の意味

複雑な生命構造の進化を可能にした微小管を象徴しています。

下記は微小管に沿って運動するキネシン(画像は、ネットのキネシンの説明文からお借りしました)。

微小管は、約26億年前にはすでに完成しており、真核生物の進化を可能にする細胞内環境を整え、構造を安定させるという重要な役割を担っていました。細胞骨格の主要要素のひとつとして、細胞小器官の移動や物質輸送のレールとしても機能しています。

『底にひかれた10本の丸太』の「10(本)」の意味

今回は主に以下の内容を象徴しています。

  • 新たな始まり
  • 構造を支える、骨格・基盤
  • 新たな次元で共存・共鳴していく統合の構造が現れる

次の内容がその説明です。

「10」は、完成と始まりの数ですが、もう少し詳しくは、1+0=1に還元され、新たな始まりという意味と、「10本」は、少し説明を省きますが、構造を支える単位、骨格・基盤のとしての意味があります。

今回は、深い次元にも光が当てられておりますので、「10」の数字の深い次元(霊的な次元)に触れていきます。

  • 「1」= 個の意志・創造の起点・自己の目覚め
  • 「0」= ゼロの霊的次元・無限・潜在性・形なき源泉

「1+0」は、個の意志が、霊的源泉と結びつく構造です。このときの「ゼロ」は何もないのではなく、アイン(無)→ アイン・ソフ(無限)→ アイン・ソフ・オール(無限の光)という 三重の霊的構造の象徴として機能します。

まとめますと、深い次元では、「1」が「ゼロ」という霊的深層と結びつくとき、そこには両者が新たな次元で共存・共鳴していく構造(統合の構造)が現れるという意味です。

ICは「内なる基盤」「原初的支え」の象徴ですので、冬至点としての土台の性質として、山羊座6度の深い領域には、「約26億年まえの新しい起点」がクローズアップされています。

まとめ

今回の冬至点は、約26億年前から続く進化のひとつの大きな節目であり、新たな次元での共存と共鳴となり、新たな次元で共存・共鳴していく構造(統合の構造)が立ち現れる直前の転換点を示しています。

セフィロトの樹と系統樹の無限大の叡智

セフィロトの樹には、ダアト(知識)が書かれていることがあります。ダアトは、深淵の上にあると言われています。

長くなりましたのでダアトやアビス(深淵)は関しては、後日に書いていきたいと思っております。

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