2026年3月3日満月が指す「乙女座13度」サビアンシンボルについて
期間限定記事です。
2026年3月3日20時38分頃に乙女座にて満月を迎えます。 日本全国から観測できる「皆既月食」も起こります。
乙女座13度のサビアンシンボル
Jones:政治運動を制圧する強い手
A strong hand supplanting political hysteria.
Rudhyar:強力な政治家が、政治的ヒステリー状態を鎮静化する
A POWERFUL STATESMAN OVERCOMES A STATE OF POLITICAL HYSTERIA.
ドデカテモリー::山羊座/水瓶座
乙女座13度について
サビアンシンボル13度は、カリスマ性を象徴する度数です。
乙女座13度では、乙女座の突出した資質である「分析力」や「秩序を守るための管理能力」が周囲との関係性の中で調整力として現れる段階です。
この段階は、新しい秩序や大きな展開を作り出す段階ではなく、これまで続いてきた流れを鎮静化(一旦止める)し、「場」を整えて、新しい始まりの契機を生み出す準備段階です。
これまで続いてきた流れとは?
乙女座のキーワードは、秩序・分析・効率・機能性です。
これまでの乙女座の成長段階では、「理想の秩序」を整え、それを現実の中で機能させることに力が注がれてきました。
その結果として生まれるのが、安定した「維持の調和」という状態です。
しかし、この完成は同時に、それ以上の質的な変化や発展が生まれにくくなる臨界点にもなります。
12と13の数字が持つ意味
古代から12は「完全な秩序」を象徴する数字とされてきました。13は、その秩序を超えて、新しい始まりに迎えるための揺らぎや不安定化が現れ始める数字です。
| 今回の皆既月食が伴う時に、13度が満月の度数としてもたらされることは 皆既月食は「隠されたものが顕われる」「浄化・手放し」の象徴とも言われています。13度の満月と重なることで、個人や集団にとって、新し始まりに向けて、または一皮むけていくには、これまで守ってきた秩序や役割の中で不要な部分を手放す流れがつくられやすくなります。 |
少し説明が重複しますが、乙女座13度では、その揺らぎであるストレスとなっている状態を、カリスマ性の発揮して制御し、次の段階への橋渡しとしていきます。
「政治活動」は何を表しているのでしょうか?
乙女座13度の「政治活動」と訳されている「political hysteria」は、過剰反応、政治的なヒステリー状態を表します。
「政治的ヒステリー状態」とは、細胞質のCa²⁺の過剰状態を表しています。

それを鎮静化するのは、乙女座のモチーフであるミトコンドリア内膜にあるCa²⁺の流入の制御機構MCUです。

細胞質が興奮・過活動といえるCa²⁺上昇は、MCUが開いて Ca²⁺ を取り込むこと(上図右側)で、細胞質側は鎮静化の方向に向かいます。
細胞質 Ca²⁺ 濃度の上昇は、細胞が本来の機能を維持できない状態につながります。
(この記事では、乙女座13度の少し深い領域の解説は省略しています。)
【ご参考】政治的な比喩を用いている意図について
サビアンシンボルの「 political(政治的な)」、都市国家ポリスに由来します。

都市国家(ポリス)には、都市を統括する防衛機能を備えた複数の主要な拠点「アクロポリス」が存在します。
乙女座13度では、細胞を一つの都市国家に見立ています。
細胞内での防衛機能を備えたCa²⁺に関わる主要拠点(アクロポリス)は、
下図のER・VDAC、MCU(乙女座のモチーフ)です。

小胞体(ER)
- 細胞質内の Ca²⁺ を貯蔵
- 必要に応じて放出し、シグナルや細胞活動をサポート
ミトコンドリア外膜(VDAC)
- Ca²⁺ の出入口として、細胞質とミトコンドリアの間で濃度差を調整
- 過剰流入を防ぐフィルター的役割ある→Ca²⁺などを取り込む出入口
ミトコンドリア内膜(MCU)➞政治運動を制圧する強い手
- マトリックス内への取り込みを調整
- 細胞質 Ca²⁺ 上昇時に取り込むことで 鎮静化・緩衝 を行う
- 適切な取り込みは ATP 産生や代謝活性化にも寄与
三者の連携によって、細胞は過剰刺激を防ぎつつ、必要なシグナルとエネルギー供給を安定させ、ホメオスタシスを維持することができます。
(*MCUを介したマトリックス内への Ca²⁺取り込みには、複数の異なる回路が存在します。)