タロットカード 「XVIII THE MOON」の意図1

カードの意味の土台となるような寓意画の題材を取り上げていきたいと思います。月のカードのは正位置は、不安定な状態の意味を持つカードです。

太陽のような円形の意図

太陽のような円形は、主に月と相対関係を持つ太陽と、中枢神経系に存在する免疫細胞のミクログリアが活性化している状態を表しています。埋め込むように描かれているXVIII(18)の数字は、活性化したミクログリアの細胞膜に発現する受容体を表しています。

静止型のミクログリア(ラミファイド型)は、ストレスの存在下で、または病原体や損傷などを感知すると、伸びていた突起を縮めて大きく肥大化したマクロファージ似た活性型のミクログリア(アメボイド型)に変化し、炎症性サイトカインや抗炎症サイトカイン等の特定の分子を分泌します。

はっきりとしていな不透明な状態

炎症性サイトカインは、細菌やウイルスなどの病原体が体内へ侵入した際に、炎症反応を起こして体を守る働きをします。



しかし、ストレスの反復からの炎症性サイトカインの分泌(炎症性サイトカイン以外の分泌もあります。)は、不安亢進や快感覚の消失を促していく作用があると言われています。

先に結論になってしまいますが、はっきりとした病的な状態に進行している状態はなく、移ろいやすく、結果が表れていない不透明な状態が描かれています。

太陽と月のクインカンクスと15のYOD

太陽と活性化ミクログリアの中に月が描かれています。意図されている月は月齢18の月です。

月齢18の月と150度

月齢18の月は、占星術の太陽との相対的角度の意味を反映させて行く意図があり、太陽の相対的な角度は約207.4度と219.6度の範囲ですので、太陽と月が150度のクインカンクスと、144度のバイクインタイルが浮かび上がるようになっています。

活性化ミクログリアから放出されている15個の物質は、神の指とも言われるヘブライ文字のYODも意図しています。

YODの数値は10。15×10=150という、カードでは150の値が導き出されて、太陽と月からの150度の意味を強調する意図もあり、太陽と月の150度のクインカンクスが、カードの意味として色濃く反映されて行きます。

太陽と月が150度のクインカンクスは、総体的には修行的なカラーが打ち出されていて、調和を見出して効果的に作用をもたらすことの困難さと、緊張と不安を感じ取る可能性があるエネルギーを表しています。

太陽と月のクインカンクス(インコンジャンクト)は、ストレスや不安な状態、精神的苦痛からの健康上の問題にも触れていきます。

人生の中での課題と向き合う時

黄色に輝く円形は、太陽と月、活性化したミクログリアと、その他には胎児や芽も意図されています。胎児と芽の意図は、元々宿しているものを表しています。

全ての方が元々宿しているものは、魂の輝きを失わないように克服していくと良い課題です。小さな課題かもしれませんが、その課題と向か合う時を知らせる意味も持っています。

15のYOD

YODの神の指は、DNA鎖を合成する酵素の総称のDNAポリメラーゼも由来となっています。神の指は、複製の際に生じるY字型の複製フォークと呼ばれている領域と深く関係していますので、YODはその意図が背景にあり、月のカードでは占星術でのYODの意味も反映されて行きます。

まとめ

ミクログリアについては免疫細胞になりますので、細菌やウイルス、病原体など、様々な事柄に深く関わり合いがありますが、タロットカードの月のカードでは不安定感をターゲットとしていますので、ウイルスや病気を知らせるカードの意図は持っていません。

黄色い円形は、主に太陽と月と免疫細胞を主に表していますが、元の意図に過ぎませんので、カードをリーディングされる方に様々な意図を送り届けています。

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