10月29日満月時のおうし座6度のサビアンシンボル
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10月29日の満月時のサビアンシンボルに触れて行きたいと思います。
満月のサビアンシンボル
牡牛座6度「渓谷にかけられる建設中の橋/A bridge being built across a gorge.」
今回は、少しサビアンシンボル解説も含めて行きたいと思います。
渓谷にかけられる建設中の橋
渓谷に架けられている建設中の橋は脳梁を表しています。
脳梁は、白質の左右の半球の間でやり取りをする最大の神経線維の束です。人間の場合は、約2億以上の神経線維が含まれています。
牡牛座6度は、2種類のサビアンシンボルがあり、もうひとつは、「深い峡谷に架かるカンチレバー橋」です。
上の画像はカンチレバー橋(片持ち梁)です。一方の端のみで支えられた構造です。
牡牛座の牡牛はゼウスが変身した姿をモチーフとされていますので、サビアンシンボルは中枢神経系、相対性理論、魂の進化に関わる事柄が主な題材となっています。牡牛座6度では脳梁が題材となっています。
左右の半球を結ぶ脳梁は、生まれた時は、ほとんど分離している状態です。年齢が上がると共に成長して行き、6歳位からは髄鞘化(繋がりの強化、伝達速度の向上)が進んで行く段階で、完全に髄鞘化される時期は、19歳前後と言われています。
第2グループへ空間認識力を高める
牡牛座6度に関連付けされている「V」は、脳室(ventricle)です。脳室は、脳の内部にある腔所(空洞)で、第四脳室まであります。
脳室は髄液で満たされています。無限大の叡智では、脳室にはスピリチュアル的な意味が込められやすい部分であると伝えておりますので、いつか触れて行くかもしれません。
牡牛座は「V」の5、「半分」あるいは「真ん中」が主な牡牛座の持つサインのようなものになっています。
サビアンシンボルの1度~5度までの第1グループ、6度~11度までが第2グループです。脳室(V)に橋を架けて第2ステージへ向かうという意味が強調されています。
10月29日の満月の牡牛座6度
牡牛座6度のサビアンシンボルは、基本的には、環境との意志疎通へ向けての大きな一歩を踏み出して行く始まりの音です。
今回の満月は、来年11月20日の冥王星が水瓶座に入り、本格的な風の時代に入ります。新しい風が吹いて行く背景の波に乗る準備の段階を向かえていることを伝えています。
今は牡牛座木星期です。木星が近い時に牡牛座満月に部分月食(食の最大は5時14分頃)が起こります。
このような時は、木星のサポートがとても入りやすく、拡大の時にもなって行きます。無限大の叡智からは、このような拡大は、期間の長さに触れていきやすく、今まで培われて来られたものを無碍にしない意識を持つことが大切にもなって行きます。
期間の長さは、ソウルプランの影響も受けますが、植えられた種が育ちやすい状況を作っていきます。
牡牛座は物質の星座
「物質としての脳」が持つ機能がテーマの1つですので、脳で情報を受け取る五感に触れて行きたいと思います。
私たちの情報の約82~83%位は視覚から得ていると言われています。
視覚(Visual)から得た情報を認識するのは「脳」です。
視覚情報は、網膜にある視神経で信号に変換されて脳に運ばれ、最終的に視覚野(V)へと情報が運ばれます。視覚野は、一次から高次まであり、送り届けられた情報を統合して物体の認識や空間認知を行っています。
今回、視覚を取り上げましたが、牡牛座6度は、空間認識がポイントになってもなって行きます。
母胎に包むように何かを育てて行く思い
今は牡牛座木星期です。木星が近い時に牡牛座満月に部分月食(食の最大は5時14分頃)が起こります。
このような時は、木星のサポートがとても入りやすく、拡大の時にもなって行きます。無限大の叡智からは、このような拡大は、期間の長さに触れていきやすく、今まで培われて来られたものを無碍にしない意識を持つことが大切にもなって行きます。
期間の長さは、ソウルプランの影響も受けますが、植えられた種が育ちやすい状況になっています。
物質の固定化
物質の固定化という言い換えますと、媒体のブループリントの解放です。解放という言葉は、束縛や制限を解くという意味で用いています。
今回は媒体のブループリントの解放に向けて、安定感も重要になって行く時ですが、牡牛座6度は、ゆったりと渡って行く心持ち、恐ろしがって向かっていかないという段階の音ですので、何かを頑なに握りしめながら、何かに拘りながら歩んで行く音ではありません。
あなた自身が、自分自身にもたらされた情報をどの様に受けとめて、どのように処理して行くのでしょうか。
自分自身に強く制限を掛けてしまう意識を強めて行くよりも、周囲や環境と繋がって行こうとする音、排他的な思いあったり、強い閉鎖的な思いがない音を持っています。
望みに繋がるための物事の考え方を問うようなミッションが、11月2日以降に準備されているかのように、あなたのプログラムから舞い降りてくるかもしれません。そして豊かさに向かうためのミッションは、自然と舞い降りて来る様な時期にもなっています。